<可愛川ぐうの石像観察 #1>
「!!」
エウリュアレの仕業だろう。ベッドの上に名も知らぬ少女がいた。
いまは彫刻され、無防備な裸身を晒している。おおきなおっぱいだなあ、と場違いな感想を抱きつつ、可愛川ぐうは嘆息した。
(あなたは、石になることを受け入れてしまったんですね……)
少女の口元に目をやると、唾液の筋がリアルに細工されている。
永遠の石化の呪い。それが幸せなのか、ぐうにはわからなかった。
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サイコメトラーな女の子、可愛川ぐうの石像鑑賞コーナー。
固め絵の練習をかねて、週一で更新していこうと思います!
可愛川ぐうの石像観察 #1
