第4回アンケート 考察:石化後の意識アリについて (被害者編)

考察というか、以前から気になっていたことをピックアップしてみてます。
意識アリ (被害者)
・生きている美術品
動くことはできない。話すこともできない。
傍目には乙女の石像、しかしその内部には、極限まで肉体的拘束をほどこされた美少女が幽閉されている。
その一方で、被害者は生身のときと同様に、見て、感じ、考え、場合によっては念話できることもあります。
意識ありの醍醐味は、この「彫像と人間の狭間に陥った娘さん」を観察することといえるでしょう。
反応をもとめるからこそ、意識を残すわけです。
・思考はとまらない
「いやっ、石になんかなりたくない!」(石化直前)
 →「う、動けない。そんな、わたし石になったの!?」(石化直後)
   →「い、いつになったら戻れるんだろう…」(時間経過)
     →「ううう、ありがとうございますぅ(ハラハラ」(解除)
石化した直後に気絶(この言い方はおかしいですけどw)でもしないかぎり、意識は継続して繋がっていきます。
生身時でも石化時でも、記憶は全て受け継がれます。
面白いのは、とくに違和感もなく、生身と石像間で意識がスムーズにシフトしていくこと。シフトが完了するまでに、まるでショックを受けないのがメジャーですね。
・ショック?
石になった事実にストレスを感じてしばし忘我を彷徨う。解除時に生身に慣れずにそれまでとのギャップで嘔吐として気絶する。
こういうのもアブノーマルなものもそのうちジャンルに追加できるのかも。
・解除してトラウマ
リアリティが現実と幻想のどちらにより即しているかで大分見解は違いますが。
もし現実よりなら、被害者がトラウマになることは避けられないでしょう。少なくとも、夢でうなされることは確実じゃないですかね。
よく解除されても「助かったありがとうー」で済まされちゃってますけど、身体が別の物質に変わっちゃったんですよ!?
現実なら、たとえばいきなり全身麻痺ともなれば大事です! それのハイエンドだと考えるなら、ぬぐいがたい恐怖として記憶に刻まれてもしょうがない。
・五感の有無
よくあるパターンとしては、
1.視覚、聴覚、触覚あり。(外界にひらけている)
2.触覚のみあり。(反応をうけ、内省できるだけ)
どちらにしろ、選択できる権利は剥奪されてしまいます。よいものわるいもの、どんなものでも受け入れるしかないないのです。
感覚が多く生きていれば、それだけ外とのつながりを持つことができるといえます。
とはいえ、普通の人は石像に意識・感覚があるなんて考えませんから、積極的な交流をもてることは稀。
ずーっと椅子に座って、固定された窓から、いつも同じ場所を眺めているようなものでしょうか。
・触覚を残されるということ
ドラクエ5の4コマで、主人公が石化して何年も放置された後、口に鳥の巣なんかをつくられていた、ってのを見た記憶があります。
リアルに考えるなら、もちろん身体の内部の感覚もあるでしょう。
石像の管理(というか衛生環境}が悪かった場合、チリはつもるは、虫は入ってくるは、コケはわくは、胞子はつくは、諸々体内もかなり汚くなって、生身では味わえないような不快感をうける可能性もありそう。グロイです!
・恥ずかしいさらし者
裸、半裸、あるいは扇情的なポーズで石化してしまった場合、被害者が望む望まざるに関係なく、好奇の視線に晒されることになるのは間違いないでしょう。美術品は凝視されるのが宿命です。
羞恥心のない女性なんてきっといないと思うんです。ので、現状にどのような感情を抱いているのかは、この場合のちのちにとっても大事になるはず。
具体的にいうと、はじめは恥ずかしいと感じていても、何年もその状態が続くのなら、次第に恥ずかしいという感情は「べつのもの」へと変わっていくと思うんです。
人間はそう強くないですから、環境に適応しようとするはずですので、いきつくところは「快感ととらえる」か「考えることをやめる」、または「発狂する」くらいでしょうか。
・思考レベルの劣化
100%: 生身と同じ水準で思考可能
 50%: 石像としてなじみ、複雑な思考には時間がかかる
 25%: 正常な思考は阻害される(虚ろになる、発狂する等、考えられない状態)
  5%: 思考するのは極めてむずかしい
人間なら、石化した後の時間経過、外的要因によるストレス、精神的苦痛などで、考えることはどんどんむずかしくなっていくと思うんです。
ですので、ファンタジーで超長期間石化していても支障のない存在は、結構な超人。
・時間の感覚
ゾウとアリの時間の感覚は違いますよね。
同様に、生身の人間と、石化した人間では、時間の認識感覚に違いがあるのかも。
・石像は眠らないのか
睡眠は必要でしょうか?肉体的疲労からは解放されるわけですので、いらなそうな気もするですが、精神的なストレスは常に存在するわけで。
眠ることが可能ならそういうのからはある程度解放されるでしょうけど、もし目覚めることができなかったらという不安があります。
眠ることが不可能なら、石像でいる限りずっと休むことなく起きて(思考して)いなくてはいけないことに。
・3大欲求
睡眠欲、食欲、性欲。
睡眠欲の必要を認めるなら、他二つの欲求に関しても存在すると仮定…しなきゃしなくてもよさそうかなー。
いくらお腹が減っても、石像なら死ぬってイメージありませんよね。
性欲はあると考えるとまた別なロマンです。
・美しいものとして
永遠の美なんてのは使い古されたタームですが、多くの女性が実際、美しさに並々ならぬ執着を示す以上、そういう視点でいえば石像状態はあながちわるいものではないのかもしれません。
外面的美しさに加え、台座などの装飾、見られること充足感。
正気とはいえないでしょうが、自分に酔うくらいの自由はあってもよいと思います。
・バラバラ
目の前のクリーチャーに石化され、そのまま噛み砕かれ咀嚼されてしまう。
脆くなった台座から転げ落ち、右手足は粉々、体中ヒビだらになってしまう。
意識があるのなら、どんな状況でも目をそらすことはできません。
自分の身体が生きたまま、ドンドン失われていくのは悪夢。
・能動的使い道
アストロン系: 自分から石化して、熱や物理的衝撃を回避する
ストーン系: 身体の一部を石化し、鈍器として扱う
コールドスリープ系: 石化することで、身体を保存する
リビングスタチュー系: 石像の特性を得る
使い道はほかにもありそうだなあ。

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